火薬類取扱保安責任者って一体何?

トイレトレーニング1 みなさんは火薬類取扱保安責任者って聞いたことありますか?

あまり聞いたことはないと思います。私も昔は何のことやらわかりませんでした。火薬っていうとかなり危険なにおいがぷんぷんしてきますが一体何なのかなと思っていました。そして、調べるてみてわかったことは、ズバリ火薬を取り扱う責任者の資格なんですが、名前そのままじゃんって感じなんですけど、そうとしか言いようがありません。

この資格には甲種と乙種という二種類あります。初めて聞いたときは甲種と乙種って言うからきっと甲種のほうがいいんじゃないかなと思いました(危険物取扱者では甲種のほうが上なので)。実際はこの二つの差は取り扱う火薬の量が甲種のほうが乙種よりも多いというのが違いです。実際にこの資格を使う場所は、工事現場などで火薬を使う所です。現場では結構大変な仕事で責任も大きいらしいです。

このサイトではこの火薬類取扱保安責任者について掘り下げていろいろ紹介していきたいと思います。興味のある人やこの資格の取得を検討している人はは見逃せない内容になってます。



この資格いくらかかるの・・・

トイレトレーニング1 火薬類取扱保安責任者を取得するには一体どれくらいかかるのかなぁ?と思っている方も多いのではないでしょうか。

ズバリ答えます。受験料のみで12000円かかります。この受験料は、甲種と乙種で変わらず、同じ12000円です。結構高いですよね。でも他の国家資格ではもっと高いものもあります。しかし12000円はちょっと取りすぎなような気もしますが。

じつはこのほかにもお金が掛かる場合があるのです。詳しくは後で述べますが、手帳の交付や手帳の更新などでかなりお金がかかります。さらに受験申請時の際の写真代や、住民票の代金などがかかります。

このくらいのお金がかかると何度も受験すると出費がかさんで大変です。やはり一発合格を目指すのが最善の策だと思います。

この資格は意外とお金がかかる事がわかってもらえたと思えます。それゆえ火薬類取扱保安責任者を受験する人は意外と少ないのです。やはり実際に現場で必要な人意外はあまり興味をもてないことが多いようです。



これってどうやって申し込むの?

トイレトレーニング1 さあ、火薬類取扱保安責任者を受けるぞといったときにまずしなければならないのが、受験申し込みです。

そのためにはまず願書を入手しなければなりません。願書はどこでもらえるか。それはあなたの住んでいる都道府県の合同庁舎などに入っている社団法人全国火薬類保安協会都道府県試験事務所(都道府県火薬類保安協会内)まで出向き、そこで願書をもらう形になります。

そして、願書を記入したらそれを提出しなければなりませんが、基本的には郵送での受付はしていないようです。ということは社団法人全国火薬類保安協会都道府県試験事務所まで直接持参しなければならないのです。家から社団法人全国火薬類保安協会都道府県試験事務所が遠い人や、ここは平日しかやってないので、仕事を抜けれない人にとっては申し込み自体がかなり大変な作業となってきます。

ちなみに、願書に貼り付ける写真はかなり大きめのものを使うので、自動の証明写真機ではサイズがない場合があるので注意してください。




火薬類取扱保安責任者ってどれくらい受かるの?

火薬類取扱保安責任者の合格率は一体どの程度なの?甲種と乙種で合格率は違ってくるの?という疑問をお持ちの方もいるのではないでしょうか。資格試験において合格率は非常に重要な要素です。これで受験するかどうかを決める人もいるくらいです。火薬って難しそうとうイメージは強いですが実際にそれほど難しい試験なのかどうか気になります。

では具体的にはどの程度なのかというと、大体30パーセント程度だと思われます。甲種は30パーセント前半、乙種は30パーセント後半程度の合格率です。甲種のほうが少し難しいといえるでしょう。

30パーセントというのは決して合格率は高くありませんが、じっくりやれば何とかなるかもしれないといったレベルではないでしょうか。それでも国家資格のなかで簡単なほうといえます。ただ化学の知識は必要なので、中学校や高校の化学の知識を再度勉強する必要があるかもしれません(私の場合は化学苦手だったので結構苦労しました)。





火薬類取扱保安責任者の資格取得方法

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ついにきた受験の日。受験会場は自分の通っていた学校だったので気兼ねなくいけました。そしていつも講義を受けている教室で受験することとなりました。席はやや前のほうでした。そしてついに試験開始。問題に目を通すと大体参考書で勉強した内容と変わらなく、何とか解くことが出来ました。退出した後は合否が気になりましたが、時がたつうちに忘れてゆき、ある日合否のハガキが来ました。ビビリながら合否を見るとなんと合格と書いてありました。
しかしこの後が大変だったのです。また合格証を取りに合同庁舎までいくと、まだ合格証来てないとの話でしたが、なんだかお金がかかるといわれ当時よくわからなかった私は、きっと合格証の発行料くらいに考えはらって後日取りに来いと言われました。指定された日私は授業があったので行く事が出来ませんでした。すると家に帰ると同時に電話がなり今すぐ取りに来てくださいとのこと。その日は雨が降っていましたが自転車で合同庁舎に行きました。そして合格証ともう一つ黒い手帳のようなものを受け取りました。その後家に帰ってよく見ると、火薬保安手帳と書いてあり、よく調べてみると、現場で必要なもんのだということがわかり、実際に作業に携わらない人が持っていてもいまいがないと事がわかりました。ちゃんと話を聞いておけばよかったなぁと痛感しました。その後何度か火薬類保安協会のほうから事業所のナンタラカンタラというのが来ましたが学生だったので何も申請する事がなくその後手帳は失効して今に至ります。取ってよかったことはコンクリート破砕器作業主任者を取れたのと危険物で免除になったことくらいです。

火薬類取扱保安責任者の資格取得方法


火薬類取扱保安責任者の資格取得方法 Pick Up!

私が火薬類取扱保安責任者を知ったのは、学校の掲示板に火薬類取扱保安責任者のポスターが張ってあったからです。別に化学科に通っていたわけではないのですが、これをみて無性にこの資格が欲しくなり、火薬類取扱保安責任者について調べました。調べてみると思ったほど難しい試験ではなさそうなので受ける決意をしました。しかも近くの本屋で、今は絶版となった参考書が売られえていたのでよりいっそう拍車が掛かりました。
そして、ポスターに書かれていた電話番号に電話すると願書は郵送してくれないとのことだったので、ちょっと離れた合同庁舎まで自転車で行きもらってきました。受験料を振り込み、願書を提出しようと思って願書をよく読んだら、願書の提出も直接もってこいということだったのでまた合同庁舎までもって行きました。正直めんどくさいなぁと思いましたがほかに方法がなかったので仕方なく行ってきました。
その後、受験勉強に突入しました。ちょうど夏休みのじきだったので時間はたっぷりあり勉強もはかどりました。
そして、受験の日は近づいてきたのです。

このサイトでもたびたび出てきた製造という取扱とは別の資格。ちょっとそのことについてお話しましょう。
火薬類取扱保安責任者は取扱専門の資格ですが、この火薬を製造する際に必要な資格が、火薬類製造保安責任者です。この二つの資格は関連する内容も多く、似たようなイメージがあります。
火薬類製造保安責任者には甲種、乙種、丙種の三種類あり、丙種は火薬類保安責任者と同じ日程で行われ、甲種と乙種は別にの日程で同時に行われます。試験日は丙種は1日ですが、甲種と乙種は11月の上旬の2日間あります。また、甲種と乙種は受験料が高く25900円かかりますが、丙種は取扱と同じで12000円です。これらの話より甲種及び乙種と丙種には大きな差があります。丙種はどちらかというと火薬類取扱保安責任者の延長のような感じを受けます。合格基準は甲種、乙種、丙種ともに各科目60点以上となっています。受験者数も製造は取扱に比べかなり少なく、同時に合格率も大幅に下がっています。ちなみに受験日は平日となっているので、注意してください。

火薬類取扱保安責任者の試験に合格すると他の試験が免除になったり、受講資格がもらえたりします。
まずは先ほどちょっとでてきたコンクリート破砕器作業主任者の受講資格が得られます。この資格は試験を行うのではなく講習を受けるともらえるのですが、その受講資格に火薬類取扱保安責任者を取っていることというのがあります。通常この資格は実務経験が必要なのですが、火薬類取扱保安責任者をもっていると実務経験無しでも受講できます。さらに、通常二日間ある講習も火薬類取扱保安責任者を受験資格として利用すると1日のしかも3時間だけの講習で取得できます。お得ですよ。
それともう一つ。なんと危険物取扱者試験の第2類と第5類の危険物の性質並びにその火災予防及び消火の方法の一部が免除されます。この科目は通常10問出題されるのですが5問が免除になり、残りの5問だけを解答すればよくなります。私の場合、危険物取扱者の他類の免許を持っていたのでさらに免除をうけ、5問のみを解答し第2類と第5類を取得しました。

火薬類取扱保安責任者の試験ですが、ある方法を使うと科目が免除になる場合があります。
まず一つ目は、甲種・乙種火薬類製造保安責任者免状をもっている人は法令と火薬学の両方が免除されます。これはかなりお得なのですが甲種・乙種火薬類製造保安責任者試験は火薬類取扱保安責任者に比べ難しいのであまり現実的ではないのですがもし甲種・乙種火薬類製造保安責任者免状をもっていたら申請したほうがお得です。
次は鉱山保安火薬係員試験に合格した人は火薬学が免除になります。鉱山保安火薬係員試験についてはよくわからないのですが関連資格なので取っている人もいるかもしれません。
次は、大学、高等専門学校、高校及び専門学校で火薬学を修得して卒業した人は火薬学が免除になります。また、大学の工業化学に関する学科において火薬学を専修して卒業した人も火薬学が免除になります。この方法で免除になる人が一番多いのではないでしょうか。大学の工業化学科なら多くの学校で免除になるはずです。


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